038012 ランダム
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+詩+85



┬時の砂┬



止め処と無く流れ続ける砂時計

休むことなんて知らずに

サラサラと
.
.
.
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.
.
.
変わり行く景色

形の変わる道

坂道

山道

下り坂

天気

傍に咲く花



それはもう後ろへ戻れない証拠

それはもう時が近づいている証拠



戻れない



もう見れない景色のことで嘆き続けるなら

次の景色がどんなのか想像していたほうが

ずっと時間を有意義に使っていると思う



退けば後悔ばかり

後悔ばかりするならば

先の失敗に備えて武器の調達に走れ



走ることなく、歩いてこの道を行け

それが失敗した君に対する敬意と言うモノさ



さっき君の吐いたため息

痛みを表し、流れた涙


全部君のチカラ

全部君の道しるべ

君を支える柱なんだ


砂時計は終わりを告げ

さかさまにひっくり返る


さぁ、そろそろ無駄口はここまでにして


行こうか


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